ジャーナリングは、頭の中にある思考や感情をありのままに紙に書き出す手法で、「書く瞑想」 とも呼ばれ、反芻思考を止める、ストレス軽減、思考整理、自分の客観視など、様々な効果があります。
でも、いざ紙に書き出そうとして、手が止まったことはないでしょうか?
もしくは、「何を書けばいいんだろう」、「書くだけ書いたけどこれでいいのかな……」と、戸惑うことはありませんか?
ジャーナリングをより有効なものにするのに、わたしが必要だと思っているのが『自問力』です。
自問自答しながら書いていく
例を挙げます。
「なんだかもやもやするなぁ」と思い、ジャーナリングをしてみることにします。
(わたしがジャーナリングをするきっかけはいつもこんな感じです)
ノートとペンを用意したら、まず問いをたてます。
問いはノートに書いても書かなくてもどちらでもいいです。頭の中で問いを立てて、答えだけを書いていくのでもOKです。

Q1.どうしてもやもやしてるんだろう?
A1.今日一日、物事がことごとくうまく進まなかったから。

Q2.うまく進まなかった物事って何だったっけ?
A2.仕事でイレギュラー対応がいくつも発生してしまって、進めようと思っていた資料作成に時間を割けなかった。
それに、帰りにドラッグストアでボディソープを買うつもりだったのに、帰ってから思い出して、結局もう一度出かける羽目になってしまった。

Q3.仕事のイレギュラー対応ってどんなものがあったっけ?
A3.
①電話対応がいつもより多かった
②先輩から「取引先にメール送った?」を言われ、慌てて送った
③今日まで期限のタスクを忘れてしまっていた
ずいぶん”もやもや”が明確になってきました。
このまま①〜③それぞれについて深掘りを続けてもいいですし、すぐに再発防止の対策が思いつくものは再発防止策をノートに書き込んでもいいと思います。
大切なのは、自問しながら”もやもや”の原因を突き止め、さらに問いを立てる中で原因を詳細化し、解決策や対策を見つけていくことです。
一応、今回のもやもや例について、対策まで書いていきますが、もうやり方がわかったという方は、まとめまでとんでください。
さて、Q3の回答として、仕事で起きたイレギュラー対応を書き出しました。(A3の①、②、③)
この時点で②、③、そしてドラッグストアでの買い物の3つについては対策が思いつくと思うので、さらなる問いは必要なさそうです。
②と③はもともとやる必要があったのに”忘れていた”ためにイレギュラーっぽくなってしまっただけです。
『やることリスト』を作成し、タスクと締切を書き出して、常に見えるようにしておけば同じミスは防げると思います。
紙でもPC内のメモでもよいと思います。カレンダーツールを使い、リマインドを設定するのも手でしょう。
同様にドラッグストアでの買い物もスマホのカレンダーアプリ(プライベート用)に通知設定ありで登録しておけば、帰宅の途のどこかで気づけると思います。
では、残り①について、もう少し問いを重ねてみます。
①電話対応がいつもより多かった

Q4.いつもより電話が多かったことに原因はあるのかな?
A4.
例1:同僚が1名休んでいた。全体量は増えていないが各自が受ける件数が多かった
例2:時期的なもので増えていた可能性がある(月初、月末、期末など)
例として2つ挙げてみました。
これで次への対策を考えられるレベルまで落とし込めたと思います。
例1の場合:
朝、チーム内の出社状況を確認し、休みがいれば電話対応が増えることを見込んでおく。
補足しますと、イレギュラーだと感じたのは、いつも通りの電話量だと思っていたから。
いつもより多くなるだろうと見込み、その分自分の作業に時間を割けないだろうと予想しておくだけで、イレギュラー感はなくなります。
例2の場合も同様です。
また、月末や月初、期末などでよくくる電話内容を記録し、パターン化しておけば、回答や対応をスピーディに行うことが出来るようにもなります。
結果、もやもやを抱かずに仕事を終えることができます。
まとめ
本日は、ジャーナリングを深めるための自問力について書いてきました。
自問自答しながらジャーナリングを進めていくことで、ぼんやりとしていた悩みや感情を明確にすることができ、そこから解決策や対策の糸口が見えてきます。
自問自答することで悩みや感情と少し距離をおいて、客観的な視座に立つことができるので、是非試してみてください。
また、『自問力』は日常生活でも活用できます。
セールなどを前にして「お得だから買おうかな?」と衝動的に思ったときも、
「本当にこれはわたしに必要なもの?」
と自問することで、不要な買い物を回避することにも繋がります。
本日は以上です。
この記事が、少しでも参考になれば嬉しいです。

